お役人が優秀だという仮説が一番日本をだめにしている気がしてならない。
そもそもお役所にこそフツーの人材を採用して高度な専門執行能力をもつ人材にそだてる力を持って欲しい。強い組織、強い会社はそこからできるのだから。
国家公務員法の改正で言われたことしかできない人材ばかりがあつまるようになるのなら、その時こそ日本の法体系がいかにつぎはぎだらけかよくわかるだろう。
ちとショックだなあ。
飯尾 潤(いいお じゅん、1962年6月 - )は日本の政治学者。専門は現代日本政治論。政策研究大学院大学教授。
飯尾潤 - Wikipedia
結局、なぜ安部首相は黙り続けているのかという疑問に尽きる。そもそも、民主党が不信任案を出した時点ででも衆議院の解散をなぜしなかったのか?参院あとの解散では負けが込むだけだ。いまの段階で参院選で負けることはこれまでの路線の大幅な変更を迫られることを訴え、「仮想敵」を作ることすらほんの少し前まで可能であったはずだ。
■追記
あ、言ってらっしゃるようだね。
社保庁と年金問題については、安倍晋三首相も遊説で「自爆テロによる改革妨害」などと批判している。
社保庁労組は「自爆テロ」 小池防衛相
これで自民が辛勝にもちこめれば、田原総一郎の株があがるのでは?
だから僕は、社会保険庁がこぞって、いわばクーデターをしかけたのだと思っている。つまり、社会保険庁の年金がめちゃくちゃな状態であるということを、社会保険庁自らが広めたということだ。
社会保険庁の年金がめちゃくちゃな状態で、消えているのか、宙に浮いているのかすらわからなくなっていることを、社会保険庁は厚生労働省や官邸に一切報告しなかった。
民主党の長妻昭議員が社会保険庁に手をつけたのが去年6月、そして、5000万件以上もの行方不明の年金があると発表したのが今年2月。ところが、安倍首相や塩崎官房長官がこのことを知ったのは6月に入ってからだ。
つまり、社会保険庁は、政府・官邸には何も知らせずに「大丈夫、大丈夫」と言いながら、民主党を中心にした野党、そして週刊誌、新聞に、いかに年金の記録がめちゃくちゃになっているかを、どんどんリークしたのだ。
安倍政権の倒閣を企てた官僚たちの二重クーデター - ビジネススタイル - nikkei BPnet