なんつうか、「何かが見えたように見えるときに、何かが隠れる」という言葉に惹かれる。
マスコミは燃え上がるときには取り上げ、鎮火するときには見向きもしないというはいかがなものだろうか。ネットというまたとない低コスト大容量のメディアがあるわけだから、一度取り上げた報道ネタのその後についても丁寧にフォローすべきではないだろうか?いや、する義務があると私は思う。
もし、こうした傾向が「アテンション・エコノミー」なのだとすれば、それはそのまま高度で豊かな文明の中、自分の関心のあるテーマしか行動しない、ある意味小児的な「最後の人間」への道であろう。