2006-01-08 善良で穏やかな人々 亀岡さんのエッセーを読んでいてナウシカの最後でなぜ来るべき新世界の「種」をつぶさざるを得なかったかがわかる気がした。闘争も、食い合いもなく、穏やかな世界の意味するところは実は停滞なのだ。この汚濁にまみれ、生成と巨大化と消滅につかさどられたシャバ世界以外に私の生きる場所はない。そう思った。