HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

自助努力

お昼時、隣で70前後と思しき女性二人と、10代半ばの女性二人の間のテーブルでご飯を食べた。70前後の方たちは、年金制度が切り下げられること、シングルマザーや生活補助の費用が大きいので、福祉の財源がなくなっていくことを嘆いていた。若い女性二人の会話はあまり理解できなかったがアルバイトのことや、男の子のことなどを話していたようだった。

なんといか、なぜ将来に不安があるとすれば、先の世代を教育しようとしないのか、自分で不思議になった。多分、70前後の方たちと10代半ばをつなぐ世代はまさにこのブログ界隈を形成する私の前後の世代しかない。いま、自分たちの食べていく資源を確保してもそれは「共有地の悲劇」につながり、下手をすると資産としての日本全体、貨幣としての円の崩壊を生むだけにしかならないかもしれない岐路にたっているのだとつくづく想う。

砂の上に立っているような自分の位置を感じる。