HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

NTTの野望

最近、子どもがNTTの回線でガンダムを見ている。どうもネットはネットでも、インターネットのIPTVでなくNTT独自のネットだというところがみそだというのだ。まもなく民放のネット配送が許可されるらしいのだが、県別にわかれた放送免許の境界を越えることはできないらしい。ということは、誰が受信可能かを選別できる、ネットの接続の部分からインフラを持っているNTTのみがIPTVで民放を放送できるということになるらしい。

ま、実際にガンダムの放送に携わっている方にたまたま会ったのだが、やはり巾乗則的というのか、放送開始時点にネットのインフラをゆるがさんばかりのアクセスが集中するのだそうだ。もし民放の放送が始まったとしても、そのアクセスの膨大さにNTTは莫大な投資を一社でしなければならないはめになるのではないだろうか?

私自身はほとんどテレビを見ないので、その大事さがわからないのだが、まだやはりそれでも民放の放送番組は人々にとって不可欠なものなのだろうか?