いいことなのか、わるいことなのか...ついでに、正法眼蔵随聞記にはまる。本を読むな、知識を増やすな、と書いてある本を真剣に読むにはどうしたらよいのか。これは、出家の方向けに書かれているわけだから、在家の私にはあてはまらないと考えるべきなのか?また、無一物ということに惹かれはするものの俗世の仕事や家族を捨てるのは、古来らくだが針の穴をくぐるより難しいらしい。
なにかこの辺に糸口がありそげに想いながら、ここをまだ超えられない。
一旦価値判断を脇に置けば、学生時代以来何度もチャレンジしながら挫折を繰り返してきた正法眼蔵随聞記を読了してしまいそうな勢いであるということに自分自身驚きを禁じえない。不思議だとしていいようがない。
- 作者: 和辻哲郎,懐奘
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1991/01/24
- メディア: 単行本
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