これを純粋にモデルととらえて、エージェントみたいなシュミレーションを作ることはできないだろうか?ここのエージェントに持たすべき性質は?
<日本教>
・ダイナミクス:リンクしているノードの値によって影響される。
・ネットワーク構造:クラスター係数が非常に高い。
・高いクラスターがまた上位のクラスターを形成している。
・次元の違う存在が存在しない???
<=>
[反対を考えるとわかりやすいか?]
<西欧型>
・ダイナミクス:数よりも情報強度といったものに影響される。
・ネットワーク構造:クラスター係数は比較的低い。
・ブリッジは存在するが、クラスターを包括するクラスターは比較的少ない(?)
・絶対的なハブ(二部グラフ的?)が存在する。
以上から推察されるネットワーク構造
<日本型>
・二部グラフで、すべてのノードがひとつのコミュニティー属性を持っている。
・ただし、このコミュニティーは名前もなく、言葉でも定義されていない。
・それでも、一神教的性質をもつため、サタンともいうべきバランスのためだけの負をおった「言葉だけ」の存在(言説、主張など)を産む。
・社会は、名前ももたない、言葉でも表されない神(コミュ)によって実行される。
<一神教的ネットワーク:ユダヤ人社会?>
・二部グラフで、すべてのノードがひとつのコミュニティー属性を持っている。
・このコミュニティーは名前が本質であり、言葉で厳格に定義されている。
・一神教的性質のため、サタンともいうべきバランスのためだけの負をおった言葉で定義されるの存在を産む。当然、神というコミュも言葉でできているため、サタンも言葉でできている。
・社会は言葉により実行される。
<世俗化社会:米国社会を想定>
・二部グラフで、ノードがいくつかのコミュニティー属性を持っている。
政治的信条コミュ:リベラル、保守
経済的信条コミュ:オーソリティー、自由主義
宗教的信条コミュ:キリスト教プロテスタント、カソリック、イスラム、アジアの宗教
経済的状況コミュ:超富裕層、マネージャー層、低所得者層
人種的コミュ:白人、黒人、南米系、アジアン、ネイティブアメリカン、他
・コミュニティーにより、属性の定義の仕方は大きくばらつきがある。ただし、コミュニティー間の関係は言葉で定義されなければならない。コミュニティー間の関係が定義されえないコミュニティーは他のコミュニティーとリンクできない。
・コミュニティー間で係数の高いクラスターが形成されている。クラスター群の関係性において、係数の低い群と群の間で「対立軸」が設定されやすい。
・多様なコミュニティー間の関係は、言葉により定義され、実行されるしかない。言葉によって定義されえないコミュニティー間、ノード間の関係はリンクとなりえない。
■参照
・http://www.ne.jp/asahi/ts/hp/file1/file1017_religion_of_japan.html
=>http://hidekih.cocolog-nifty.com/hpo/2005/04/balance_or_inba_136a.html