さぶいよお。
キーワードだけが頭にある。考えまでまとまらない。
ま、ともかく、ブログ界隈においけるブログ文化の進化と、古代日本における文字の普及の平行関係とかあるのかも。ブログ界隈の形成と社会の世俗化も平行関係かもしれない。IT技術という輝く「聖なる呪術」であったブログの世俗化もありうる。そして、そのスピードは圧倒的だ。社会の世俗化が100年単位の時間を1年で見てしまったのかもしれない。
あ、それからこの前聞いた関東大震災が関西につたわってなかった話。西日本と東日本の文化の差は、文明の差にまでさかのぼるかもしれない。情報の伝達ひとつとってもかなり違う。もしかすると、遺伝子レベルでも違うかもしれない。
呪物と商品というテーマも面白かった。商品を通して消費するのはなにか?世俗化と同時に進行する「商品」にまつわるアニミズムというのはあるかもしれない。あまりに大雑把な議論だが、人が商品に対して「ほしい」と感じることと「聖性」には関連があるに違いない。ムーンライダースの「マニアの受難」とか。「千と千尋」のさまざまなモノ神たちとか。
逆に忌避されるニュースにケガレがあるのでは?この議論はそのままブログの分化にあてはまるだろう。
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