HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

オリジナル版ランチェスターとべき乗の法則

バラバシの定義だとひとつひとつリンクが追加されネットが成長することでハブができるということだが、戦闘機または潜水艦の戦闘結果を分析したオリジナルのランチェスター第二法則では逆に一機一騎が減っていく事により「エース」というハブができ、結果として(数×戦力)の自乗の比に一方が全滅したときの残存数が比例すると言う結果になるのではないだろうか?数学的な分析は私の手に負えないが、戦場では数次にわたる戦闘という時間的がに繰り返され(私の言葉でいえばレイヤー)ハブが生じるということ。

田岡信夫さんがオリジナルのランチェスター法則をビジネスに応用したときには、「シェア」として置き換えていた。ビジネスの場面ではなかなか相手を撃墜することもできないし、全滅においこむこともできない。しかし、シェアという結果が残る。ここにおいて、べき乗の法則と同じ方向への思考の転換があったように思う。つまり、もう何十年も前にビジネスの世界でのべき乗の法則を田岡さんは発見していたといっても過言ではないのではなかろうか?