HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

信頼と安心の年金改革

うーん、どうもマスコミの目を気にして書いている感じがある。ちょっとセンセーショナルにもりあげすぎ。なにより、後半の諸外国の事例と理論的側面の分析が、前半の日本の年金の分析にいかされていない。「西沢本」の方が好感がもてる。

ちなみに、どうしても年金債務の600兆円が納得いかなかったが、以前自分が作った人口&年金収支シュミレーションにDCFの考え方を取り込んで計算してみた。

http://homepage2.nifty.com/hhirayama/population20040502.xls

高山教授の資産は「100年分、割引率4%、物価上昇率1.5%」だったが、私のは厚生年金のみで「60年分、割引率2.5%」とした。これは、「割引率4%-物価上昇率1.5%=2.5%」だろうという考え方からだ。これでも、現在価値で厚生年金だけで281兆円余りの給付債務が生じることになる。60年間で名目値の合計だと660兆円になる。結構、600兆円の債務超過ってオーバーかなと思っていたが、自分の試算でもまあ、似たような結果がでた。ちょっとびっくりした。

「Averting Old Age Crisis」