「うまくいっている老舗は、不思議と三代同居という経験を積んでいる。」
千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)
- 作者: 野村進
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2006/11/09
- メディア: 新書
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非常に面白かった。
「墨攻」を思い出した。
「日本列島が古い酒の瓶か何かに見える」
日本には様々な文物が到来し独自の形で発酵、深化してきた。そこには地理条件だけでないなにかがあった。
人の想いの深さは千年でも伝わるのだろう。
「役に立たない老舗は潰れる」
本書の結論だと言っていいだろう。非常に同感だ。いや、老舗に限らず全ての組織は役に立ち、必要とされることが存続の基盤だ。