HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

チューリング の検索結果:

演繹と帰納、あるいは人工知能はヒューマンエラーの夢を見れるか?

先日、自分の昔の研究室に行って先生、先輩や、後輩達と親しく語らう機会があった。認知心理学の関係の研究室であったので、自然話は人工知能関連に。関連する研究をされている先生によると自動運転ひとつとっても、どれだけ人工知能がうまく運転できても許可されない恐れがあると。それは、見た目人間にはできないほどの運転を人工知能が見せたとしても、それが人間と同じ動機や、仕組みで動いているかは保証できないからだと。運転のうまさ、囲碁の新戦略などパフォーマンスの高さは、すでに人間にはまねできないレ…

人工知能研究のうさんくささ

現在のトレンドは、「人工知能」と言うよりも「機械学習」だと言うレベル。現在の「人工知能研究」という言い方自体に「うさんくささ」を私も感じる。 いまでも、人工知能の研究者の多くは、深層学習や機械学習を「うさんくさいもの」と思っている人が少なくない。実際、僕の恩師のなかには何人か人工知能を専門とする先生がいるが、彼らは総じて深層学習に興味もなければ知識もない。驚くことに、僕よりも知らないのだ。そして「やってみれば」というと二言目には「ニューラルネットワークはもう何年も前にやったし…

イミテーション・ゲーム

国際便に乗る楽しみは、日本未公開、劇場公開中の映画を観れること。 http://imitationgame.gaga.ne.jp/ よい映画であった。アラン・チューリングの名前はよく知っていた。自分の過去のエントリーを探してみてもたくさん出てくる。 チューリング の検索結果 - HPO機密日誌

すべての制度設計は崩壊することを前提に行うべきである

…していたこの過程を、チューリングの「協同現象」として、人間の根幹にかかわる力から湧き上がるとしてのポラニー流の「創発」とは区別してしている。が、この議論は本論の範囲を超える。*5いずれにせよ、この三者は、きわめて現実的な「経済学」から出発し、人の生き方の問題にまで立ち返っている。タレブと安冨歩は人の学習能力そのものが人を様々なバイアスやハラスメントの生じる限界であるとし、黄金律、「己の欲せざるところ人に施すことなかれ」に到達している。本山も、前掲書の中で「とくに、経済学の一部…

「非線形科学」を読了する

…/振動のメカニズム/チューリング・パターン/対称性の自発的破れ 第四章 リズムと同期 どこにでもあるリズムと同期/振り子時計と慨日リズム/集団同期現象/個と場の相互フィードバック 第五章 カオスの世界 マクスウェルとポアンカレ/ローレンツ・カオス/パイこね変換/個体群生態学とカオス/時空カオス 第六章 ゆらぐ自然 「正常な」ゆらぎ/臨界ゆらぎ/フラクタルなゆらぎとフラクタル次元/ネットワーク理論/スケールフリー・ネットワーク 考えてみると大学時代にパターン認識について佐伯先生…

チューリングマシンとしての携帯

…携はもちろん、ICカード機能までついちゃったりしていて便利を超えて怖い。へぇ、読み上げサービスなんてあるんだ。先日、ある方とお話をして、携帯にすべてが集約していくのか、個々の機能ごとに複数の機器を使うのか考えた。私は携帯は「端末」なので、ますますバックで動くGoogleやらのサービスが充実していけばいくほど、携帯がチューリングマシンよろしく、なんでもできるようになると信じている。イメージで言えばネットという無限に長い穿孔テープをちっぽけな携帯が行ったり来たりしている感じかな。

チューリングのB型未組織化機械

百科辞典棒を思い出した。意識とは身体全ての状態だ。脳とコンピュータはどう違うか―究極のコンピュータは意識をもつか (ブルーバックス)作者: 茂木健一郎,田谷文彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/05/17メディア: 新書 クリック: 17回この商品を含むブログ (31件) を見る ニューラルネットの逆誤差伝搬法とシグモイド カオス(アトラクター)、複雑ネットワークといった視点は人工知能研究と結びつけられているのか?津田・金子両氏の著作? 脳全体の状態が百科辞典棒の…

書けば書くほど

自分がチューリングマシンの穿孔器だと知る。

カウフマンが「銀河ヒッチハイク・ガイド」にこだわる理由

…、自己複製する原子が生まれて生命ができたとは、なんと適切な非線形な生命の誕生の仕方の記述であろう!ちなみに、スタートレックのTNGの最終シーズンの最終話も、自己触媒を思いおこさせる部分がある。あ、すごい!しかも、「Google」の語源まで「ヒッチハイク」に出てくる。科学用語だとおもってたけど、こっちのが先なのか、後なのか?コンピューターがコンピューターを設計するというのも、なんかの暗喩かな?それとも、単なる深読みすぎ?あ、そうそう、わかった。チューリングマシンを思い出すんだ。

相互作用:シグナル、チューリング波、カスケード

下記へ転載のため削除 http://hidekih.cocolog-nifty.com/hpo/2005/05/__9bb1.html