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HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

ジョー・アン・アシュレー

たまたま、研修で訪れた女性少年会館で「看護の力 女性の力」という本を見つけた。

看護の力 女性の力―ジョアン・アシュレイ論文・講演選集

看護の力 女性の力―ジョアン・アシュレイ論文・講演選集

普段フェミニズム系統の本を読むことはないのだが、序文を日野原先生が書かれていたので、少し読んでみた。オリジナルは1976年の出版。まだこのころは米国においても看護師さんというのは、完全に認められた立場ではなかったのだろう。

Jo Ann Ashley

少し検索してみたら、たぶんこの本、この論文集を回顧する内容がでてきた。アシュレー看護師がどのような状況を改善したかったのかが伝わる。

Nurs Sci Q. 2006 Oct;19(4):317-27.
Jo Ann Ashley 30 years later: legacy for practice.
Kagan PN1.

Abstract
Jo Ann Ashley, nurse scholar, educator, and feminist activist died at age 41 in 1980. Ashley illuminated the historical foundations of modern medicine, nursing, and hospital care in her pivotal book published in 1976, Hospitals, Paternalism, and the Role of the Nurse. Ashley's innovative research uncovered a web of pervasive gender and class bias in the delivery of healthcare in the United States. This column commemorates the 30-year anniversary of that publication with a remembrance of her life and ideas. It examines Ashley's relevance for nursing theory and current practice through an analysis of her many scholarly works and through interviews with those who knew her.

この米国での流れを受けてかどうかは知らないが、日本でも特定看護師制度が立ち上がったらしい。

特定行為に係る看護師の研修制度の概要

制度の趣旨
2025年に向けて、さらなる在宅医療等の推進を図っていくためには、個別に熟練した看護師のみでは足りず、医師又は歯科医師の判断を待たずに、手順書により、一定の診療の補助(例えば脱水時の点滴(脱水の程度の判断と輸液による補正)など)を行う看護師を養成し、確保していく必要があります。
このため、その行為を特定し、手順書によりそれを実施する場合の研修制度を創設し、その内容を標準化することにより、今後の在宅医療等を支えていく看護師を計画的に養成していくことが、本制度創設の目的です。

特定行為に係る看護師の研修制度の概要 |厚生労働省

看護師がよりケアの「陽の当たる場所」に立つことは社会的にも、診療の場面においても、なにより患者の側にとっても、好ましいことだと思える。