HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

街への想いのプレゼンテーション

「公私混同」の話を書いた。ブログ・ウェブ界隈との「公私混同」、「相転移」により確実に自分で変わったと思うのはプレゼンテーション能力。

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昔は人に話をするのに、「私はこれを調べた、これを考えた、これを調べた、こうまとめた、こう行動した」と全て主語が「私」だった。まあ、こんなブログをまだ続けているくらいだから「私」から少しも抜け出てはいないのだが、最近話をする時は、話の聴衆な方々がなにを期待しているか、なにを聴きたいと思っているかに意識を集中するようになったと感じる。

そして、その方が「これはウェブ界隈の話題だから、これはこの人達の関心と違うから」と遠慮せずに話ができるようになったように思う。かと言って、人に媚びる話をしているわけでは決してない。今日もプレゼンテーションが二件あったのだが、割と高評価であったと後から聞いた。とにかく全力で準備して、いらないところはバシバシ削り、あとは何度かシミュレーション、練習を重ねて、現場に向かう。プレゼンで、やってしまいがちなのが準備した「ネタ」を自分で先に「ネタバレ」してしまうことだ。話題の流れを聴いてくださる人々の身になって準備することが肝要なのではないだろうか。

あとは、本当に自分が想いを寄せているテーマへの愛情を深めるだけ。聴衆の方々、テーマへの愛があれば、「自分」、「私」なんて勘定に入ってこない。