G Suiteを使っていて、すべてのアプリケーションに社内の生産性をあげるという思想を感じるようになった。会社の同僚にも、G Suiteの活用を強くするめるようになった。
だいたい、世界の最先端のIT企業であるGoogle社がなんで電子ホワイトボードなんか販売するかなと。ホワイトボード好きな私にはたまらんじゃないかと。
で、たまたま乗り換えで時間があったので、飛び込んだ構内本屋で「How Google Works」の翻訳を見つけた。
今更だけど、 #Google のこの本、めちゃ面白そう。Googleのプロダクトって、作ってる人が使ってる感じめちゃする。こういうのあったらいいな、働きやすいなって目線を感じる。 pic.twitter.com/XP4YzNWwGz
— ひでき (@hidekih) 2018年3月3日
How Google Works(ハウ・グーグル・ワークス) 私たちの働き方とマネジメント (日経ビジネス人文庫)
- 作者: エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ,土方奈美
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/09/02
- メディア: 文庫
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これを読んで、非常に納得した。Google社は、スマートクリエイティブと呼ばれる野心的、革新的で生産性の高い人々をいかに集め、いかに効率的に働いてもらうかに特化した会社なのだと。
Googleが提唱する"スマートクリエイティブ"な社員とは、どんな人材か。 - 感謝のプログラミング 10000時間
- 高度な専門知識を持っていて、経験値が高い
- 実行力に優れ、企画するだけではなく、プロトタイプを作る
- データを意思決定に生かすことができる
- 競争心が旺盛で、努力を欠かさない
- ビジネス感覚に優れる
- 誰よりもユーザ目線で、自らのプロダクトにのめり込む
- 好奇心旺盛で、常に疑問を抱き、現状に満足しない
- リスクをいとわず、失敗を恐れない
- 自発的で、主体性に基づいて行動する
- あらゆる可能性にオープンで、誰のアイデアかではなく、その質によって物事を判断する
- 細かい点まで注意が行き届き、集中力を切らさない
- コミュニケーションが得意である
ま、ちょっと本書内で褒めすぎというか、ハードル高くしすぎだろうという気はする。「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです」という使命は、いい意味で自分たち目線でやってるのだろうと。確かに、G Suite使っていて「こういうのあったら働きやすいな」というアイデアを感じる。こういう真摯な使命をスマートクリエイティブな人たちが持つとGoogleになるんだと得心。読み進むのが楽しみ。