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HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

共同体としてのPTA

先日、増田のエントリーが火付け役でPTA不要論が論じられていた。

anond.hatelabo.jp

この議論をよく追えているわけではない。ただ、PTAでお役をいただいてたことがあり、考えるところがあったので書く。

PTAとは、保護者が学校と対等に話ができる数少ない場であだ。言わば行政に対する議会の立ち位置だとイメージするとわかりやすい。教師を辞めさせてしまうほどのモンスターペアレントはともかく、普通の保護者なら多少気になること、改善して欲しいことなどあっても、子供を「人質」にとられているので学校に強くは言えない。とはいえ、学校側も案外社会常識に欠ける対応をすることがある。あるいは、PTA会費、教材費の取り方ひとつとっても社会の変化でこれまで前例のない事態があったときにどう対応するかは学校だけでは決められないことがある。個々の保護者では、単なる「文句」になってしまい建設的な提言とならない。こういう時に、PTAとしてどう対応するかを保護者の間で建設的に話しあえれば学校側にとっても、保護者側にとってもウィン=ウィンの関係を築きうる。

確かにPTA関係者のITリテラシーには大きな開きがあり、なかなか効率的な運営ができなかった。10年くらい前にPTAと関わった時は、ああ、これメールで済むのになと思いながらファックスしてたり、役員会の日程調整に何度も電話したりしていた。文章を作ってもらっても、ちょっと直したい時にファックスなので全文打ち直しなんてのもあった。しかし、最近はLINEの普及率があがり、ちょっとした連絡も、文書の確認修正も、スケジュールの調整もLINE上で済んでしまう。スマフォとPCがシームレスで仕事ができる。もちろん、PTAの参加者のリテラシーに応じてアプリケーションの選択があるべきでLINEをPTAで使えとはいわない。だが、ここまで重層的にIT環境が整ってきているとかなり効率化が進む。

言うべきか迷うのだが、PTA連合会などまでいくと政治的な意図もある。やはり、市のレベルでも、県国のレベルでも、教育にどう予算をとってこれるかPTAの関係の人集めは大きなデモストレーションとなっている。PTAの参加人数、活動の活性度が割と重要。

その他、学校行事へのPTAの関わり、PTAに地域(community)のCを入れたPTCA活動の必要性についてはよく書いてくださっている方がいる。

nemurenai-same.hatenadiary.jp

以前、長崎県で活動しているリンクを拾ったが現在ではつながっていない模様。

今後、地域で学校をささえることがとてもとても大切になってくるだろう。PTCA活動ということの勉強を以前させていただいたが、これは今後の日本の地域を守るためのひとつの肝になるのではないだろうか?

「地元の商店街が活気がありません。」 - HPO機密日誌

いくつかのPTCA活動は成果をあげている。

www.ptca-pdca.com

とにもかくにも、他でもない自分の子どものことなのだから、PTA活動には前向きに取り組もうよ。子供も親、保護者がPTAを通して自分の学校を支えている姿をきっと見ているはず。批判ばかりでは、子供は学校に権威を感じなくなる。権威のないところに、「教えて育てる」教育はない。