HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

NHKというダイレクトマーケティング

最近よくNHKを見る。もうファンと言ってもいいほどだ。気がついたのは、NHKの番組とは、NHKの番組をダイレクトマーケティングするために存在していることだ。例えば、今日のNHK総合の番組表の一部。

NHK番組表160107-1

NHK番組表160107-2

NHK 番組表

要は「直虎」の宣伝を兼ねた番組ばかりだと。ちなみに、昨日のスタジオパーク浅丘ルリ子。「直虎」の今川義元の母役。この他に、番組と番組の間のCMは数え切れない。つまりは、NHKの番組とは、NHKの番組を見せるためにあるのだ。これはまさしく、ダイレクトマーケティング、コピーライティングの古典、シュガーマンの「10倍売る人の文章術」そのままだ。

この「10倍売る人の文章術」という本自体が壮大な釣りなのだ。どうしてもこの本を読むと人に勧めなければならない誘惑に駆られる。コピーとはボディの1行目を読ませるためにあり、ボディの1行目は2行目に読み進める為にあると・・・、以下最後の行まで続く。コピーの伝えたい内容など、二義的なものだなのだ。つまりは、コピーからボディまですべては「釣り」なのだと。

http://hpo.hatenablog.com/entry/20070422/p2

民放でもここまでは徹底しないだろう。NHK恐るべし。