女の子の物語。ああ、そうだったんだと。なにか懐かしさと、子供の頃のどきどきさを感じた。
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- 作者: ジョーン・G・ロビンソン,松野正子
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監督は、「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌。英国の童話のアニメーション化という立ち位置は一緒。人の愛の深さを次第、次第に感じてくる。
そして、本作はもしかするとジブリオリジナルの最後の長編アニメーションになるかもしれない。
スタッフを見ると「君の名は」の作画監督ほぼ全員ジブリ経験者。特に安藤雅司はどっぷりジブリの人だ。すごい人ばっかり。人材の流動性を感じます。素晴らしい。
作画監督1:安藤雅司(『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『思い出のマーニー』)
作画監督2:井上鋭(猫の恩返し)
作画監督3:黄瀬和哉(ゲド戦記、エヴァとか攻殻機動隊)原画スタッフも見てみよう。
稲村武志(千と千尋の神隠し、猫の恩返し)
「君の名は」と「ジブリのリストラ事件」の微妙な関係: | ふくゆきブログ
本間晃(思い出のマーニー )
田中敦子(「もののけ姫」~「風立ちぬ」まで、ほぼ全部。)
箕輪博子(「紅の豚」~「風立ちぬ」時代まで。全部ではない。)
最近、組織のパフォーマンスとリーダーの立ち位置について考えている。宮崎駿監督のいない自分は事実上人材の流動化をせざるを得なくなった。スティーブ・ジョブズのいないアップルは革新的な製品は生み出す力を失ってしまった。組織の大小にかかわらず、強すぎるリーダーの下では次代のリーダーは育たないのか?
まったく他人事ではない。米林監督はいまなにをしていらっしゃるのだろう?