HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

オデッセイ : The MARTIAN

どなかたがおっしゃっていたように「人の生きる力」を見せつけてくれる映画だった。

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マット・デイモンの熱演に打たれた。「インターステラー」で同様の状況におかれて狂気に陥る科学者を演じたばかりなので、どうかなと想っていたが面影の片鱗もみせなかった。

NASA本気だなと。かなり細部に渡って現在の科学的、技術的な知見が盛り込まれている。たぶん、SF的なジャンプは航行に必要なエンジンくらいではないだろうか。NASA内部の力関係まできちんと描かれている。

本作の製作に当たって、NASAの惑星科学部門の責任者であるジェームズ・グリーンが雇われた。グリーンは製作チームの科学的正確性を追求する姿勢を高く評価している。原作を執筆したアンディ・ウィアーは丹念に調査をしたうえで、更なる正確性を期すために読者からの指摘に対するフィードバックも行っていた。それをさらに注意深く検討して出来上がったのが、本作の脚本である。

オデッセイ (映画) - Wikipedia

それにしても"The MARTIAN"を「オデッセイ」とタイトルしてしまうのはどうかと。原作の通り、「火星の人」でよかったのではないだろうか?

あ、そういえばバレンタインデー。平穏な日だった。