先日、ゆっくり見る機会があった。本当にすばらしいホテルだった。東京都内のホテルのどこもこのホテルの建物の歴史にはかなわない。
丸の内側の北口、南口のドーム。この装飾に込められた辰野金吾の意匠が見事によみがえった。
西欧的な駅のドームに見えるが、八方に十二支のレリーフ、秀吉の兜のキーストーンなど、和のデザインが盛り込まれている。
一番感激したのは、4階のアトリウム。そもそも、東京駅の丸の内側に4階があることを知らなかった。100年前のレンガの壁が見えるホテルのアトリウム、朝食会場なんてあるだろうか?
あとで、写真をもう少し整理する。楽しくて、楽しくて、たくさんとったので。