HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

ピクサーピッチ

これ使える。これに当てはめると誰でも、ストーリーのあるコピーや、エントリーがかけそう。

昔々、
毎日、
ある日のこと、
そんなわけで、
そんなわけで、
そしてついに

この「ピクサー・ビッチ」テンプレは、ダニエル・ピンクの本で紹介されている。

人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!

人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!

このテンプレの起源はというと?

ピクサーでかつてストーリーを担当していたエマ・コーツは、ピクサーの魅力を読み解く過程で、引き込まずにはいられない新しいピッチのひな形を創造した。ピクサーの映画はどれも、物語の形式において同じDNAを共有しているとコーツは主張する。それはストーリーテリングの深部構造のことで、次の順で展開する6つの文章を含む、


昔々、ーー。毎日、ーー。ある日のこと、ーー。そんなわけで、ーー。そんなわけで、ーー。そしてついに、ーー。

人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する! « ビジネス書の情報サイト bookvinegar plus

まあ、日本語で言えば「起承転結」、「序破急」というところなんだろうけど、さらっと「ピクサーピッチ」として「昔々」から始められるととても納得できる。ストーリーができてしまう。

たとえば、こんな感じ。

昔々、本好きの男の子がいました。
毎日、本を読んでは感想を書き、面白い本を見つけては時間を忘れて読みふけり、幸せに暮らしていました。一生、本を読んで、研究をして、文章を書いて生きていければいいと想っていました。
ある日のこと、「大人の事情」があって男の子は、お父さんの仕事をつがなければならなくなりました。
そんなわけで、男の子は大好きな本を読むのも、文章を書くのも止め、一生懸命働きました。
そんなわけで、仕事をつぐのは大変なことだったので30代の記憶がなくなるほど献身的に仕事に取り組みました。
そしてついに、男の子はお父さんの仕事を名実共に継ぐことができ日がきました。気がつくと、男の子は、お父さんになっていて、本好きの子供たちにめぐまれていました。お父さんになった男の子は、自分の子供たちが本を熱心に読むのをみてとても幸せな気持ちになりました。

私の半生をテンプレで要約できてしまった。

と、ここまでのエントリーを「ピクサーピッチ」で書けないからいつまでたっても文章も上手くならないし、超マイナーブログのままなんだろうな。