国会の予算委員会の質疑の中で、安倍首相が質問に答えて、保守主義とはなにか、バークは、と答弁していた。まだ、当然議事録出てないけど、記憶に頼って書けばこんなことをおっしゃってた。
エドマンド・バークは、「フランス革命の省察」においてフランス革命をイギリス人らしく冷静に分析した。バークは、理性至上主義として始まったフランス革命がついには、次つぎと人々をギロチン送りにする恐怖政治に陥ってしまったことを描いている。このフランス革命の反省から、保守主義がいかにあるべきかを書いている。保守主義とは、決して停滞を意味するのではなく、伝統の智恵に立脚しながら政治に臨むことだと、バークは結論づけたと考えている。また、政治家は権力を行使するにあたって、慎重のうえにも慎重であるべきだと中曽根康弘氏も書いている。
うんぬんと。
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安倍首相はきちんと勉強していらっしゃるとつくづく想った。