「現場力の教科書」読んだ。。基本的なことを当たり前にわかりやすく書いてある。
- 作者: 遠藤功
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: 新書
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正直、本書で取り上げられている多くの概念は、概念としてはうちの会社でよく話しがでるものばかり。7、8人でグループ編成する、PDCAの徹底、継続的カイゼン、トヨタのヒモ、真実の瞬間、社風(本書の現場力、人のプラットフォーム)創造、声がけ活動などなど。同僚が本書を読んだら私は本書をあんちょこにしていつも話したり、提案してたり、メールを書いたりしていると想うのではないだろうか?
問題は、これらの課題、テーマの組織的な理解が、私自身も含めてまだまだ浅薄であり、行動で徹底できていないところが、うちの会社の大変な問題なのだと考える。
ドラッカーは、いかに成果をあげる人になるか、平凡な人かどうやったらいかに非凡な成果をあげるかに焦点を絞って書いていた。「経営者の条件」は、まだまだうちの会社で一般に広く議論する組織力に達していない気がする。個人的によくよくドラッカーは今後とも勉強し、行動していくとして、本書あたりを文字通り「教科書」にしてあるべき組織ミドルリーダー像をさぐっていくのが正解かもしれない。
ちなみに、まだ途中だが「ドラッカー」タグを自分のブログエントリーに貼ってみた。想ったよりも言及している。
これはこれで私のパーソナルヒストリーを感じる。降順でなく、昇順で古い方から読めたらいいのにな。id:jkondoさん、いかがでしょう?