HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

想いと思い出のつまった家

某家に建築の勉強をさせていただきにいってきた。店舗併用住宅なのだが、ご家族の旅の思い出が随所に再現されていたり、家長の方の想いが強く表れていたり、強い印象をもった。外部だけで二時間近く見ていて少しも飽きなかった。ちょうど夕方だったので、日の光から照明が点る推移も見ていて美しかった。ずっと見ていて、窓枠や、スロープにまで想いと思い出があることに気づいた。店舗に出入りする人達がその想いと思い出を感じて、振り返ったり、感想を語るのを聞くともなく聞こえた。

家のあたたかさ、建物の発展繁栄ってこういう形なんだなと。