エボラと飛行機

「アウトブレイク」では、飛行機での移動による感染が取り上げられていた。まさに現実のものとなりつつある。

On Wednesday, the C.D.C. offered up the latest piece of bad news, announcing that a second infected nurse in Dallas had flown back from Cleveland a day before developing symptoms.

（試訳）
水曜日に、ＣＤＣは最新の悪いニュースの一部を明かにした。ダラスの（エボラに）二次感染した看護師は、発症する前日にクリーブランドから飛行機で帰ってきていた。

http://www.nytimes.com/2014/10/16/health/ebolas-other-contagious-threat-hysteria.html

アウトブレイクでも、飛行機で二次感染者が異動するシーンが描かれていた。恐ろしすぎる状態だ。ＳＡＲＳの時の航空業界をめぐるパニック状態は記憶にあたらしい。伝染病、パンデミックは、国際的な行き来を途絶させてしまう。これまでエボラは空気感染しないといわれていたが、米国内での二次感染を見ると、空気感染が疑われる。

「アウトブレイク」は、エボラ出血熱を意識して作られた。この映画がどうかどの国においても現実のものとならないことを祈るばかり。

映画「アウトブレイク」とエボラ出血熱 - HPO機密日誌

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