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HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「クリトン」

学生時代以来であろうか、プラトンの「クリトン」を読んだ。実質無料でプラトンソクラテスを読める私達は幸せな時代に生きている。

クリトン (叢書ムーセイオン)

クリトン (叢書ムーセイオン)

例の「悪法といえども」だが、この言葉こそないが、切実に国家についてソクラテスは本書で語っている。いかに国家と個人との紐帯が深く、断ち切れないものか、その生い立ちから語っているように私には思える。

現代につながる哲学とは、国家、都市の成立が必然であったと。そして、哲学、人類の教師の教えには、国家を守護する側面と、国家の姿勢に挑戦する側面の二面があると。