HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「やわらかな遺伝子」を本格的に読み始める

遺伝子情報はホルモンや、環境との相互作用によって、人間という存在を構成すると。性差に関する部分などとても興味深い。

やわらかな遺伝子

やわらかな遺伝子

生後まもない赤ん坊の性差の実験など、学生時代の発達心理学で学んだことだ。それを、遺伝子の発露として学び直すことが楽しい。

原題の「nature via nurture :Genes, Eperience and What Makes Us Huma」(「養育を通じた本性(の発露):遺伝子、経験、そして、なにが我々を人間とするか」)の方が、本書の本質を表している。natureという単語に、さまざまな生物や、自然にそなわった生物の性質などの意味が込められている。