仕事の〆の時期。なにかと忙しい。それでも、「1年の計は元旦にあり」なので会社の先先を考え、まとめ、共有しあうイベントが立て続けに行われるのもこの時期。
そんな中で、倉敷の建物を思い返していた。やはりその街のみなさんが「この建物は我が街の誇りだ」と想える建物こそが価値なのだ。次代へ残したいと思える建物こそが歴史なのだ。誇れる、残したい建物を作ることが建設会社の価値だ。また、誇れる、残したいと思える建物に作りなおす建設会社が歴史づくりに貢献できるのだ。そうした建設会社、技術者集団こそが、「この街にあってよかった」と言ってもらえると改めて気づいた。
倉敷の街並 - HPO機密日誌
地域の仕事は必ず信頼に伝わる。地域の人たちは、地域に一生懸命な人たちを素直にほめたたえる。
「倉敷からの発信」 - HPO機密日誌
小樽の街の運河や倉庫は、それを掘り起こした方々が大切。誰も価値を見いだせず、運河は埋めたって、倉庫は壊すことになっていた。それを逆転させた人々がいまもいる。みんながその価値が分からない建物の価値をあらためて掘り起こすことも、建設会社の大切な仕事だと私は考える。