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HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「随所に主なれ」

以前お世話になった方と旧交をあたためた。話題になったのは、昨日垣根涼介さんからいただいたサインに添えられた言葉。「随所に主なれ」。私にはこの言葉と松下幸之助さんの「素直」が響き合う。

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「随所」というからには、どこでも、ここでも。自分が主人公であるからには、いつでも、どこでもその環境、その成り立ちを受け入れる。感情や、理屈では自分の置かれた場所をそのままで素直に受け止めることはできない。松下幸之助さんがおっしゃるとおり、素直に受け止めるところから知恵は生まれる。逆に言えば、素直に受け止められず、誰のせい、かれのせい、この原因が、この場所がと、自分以外を主人公にしてしまえば、知恵はわかない、行動できない。

素直にうけとめることはまた主人公である自分の利害や、あれこれで判断しないことでもある。相手を素直に受け止めて行動するときに、自分はない。我もない。

そんな話しをさせていただいた、この方に垣根涼介さんのサイン本を贈ろうと想う。垣根涼介先生、せっかくサインいただいたのにごめんなさい。