HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「招慰難民」とは新たな在日朝鮮人

いまさらだが「攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG」の「招慰難民」って、朝鮮半島からの300万人の難民ということ。つまりは、現在の在日朝鮮人問題と同じだと。やっと気づいた。

招慰難民<2nd GIG>

アジア某国の崩壊と同時にアジア域全体にあふれ出した難民の総称。日本国内では網走、函館、東京、新浜、出島の計5箇所に招慰難民地区を置いているが、難民の国内流入については国民の嫌悪感を招いている。

攻殻機動隊 S.A.C.特集 用語集 バンダイチャンネル

現実には、38万人の韓国籍北朝鮮国籍保持者が日本に住んでいる。

考えてみれば、「難民」側もみな日本語をしゃべり、見た目で日本人とは区別はつかなかった。「地区」においやられているかどうかの差だと。

在日韓国・朝鮮人は、日本の外国人のうち、韓国・朝鮮籍の人のことであり、日本国独立行政法人統計センター発表の統計によれば2011年12月末現在、日本に定住(連続90日以上滞在)し韓国・朝鮮籍外国人として外国人登録している者は545,401人、そのうちしばしば「在日」と略称される韓国・朝鮮籍特別永住者は385,232人となっている。

在日韓国・朝鮮人 - Wikipedia

そして、「特殊な地位」にあると。

「併合時代に朝鮮から内地に渡航し、そのまま日本に定住した者、およびその子孫と、戦後、朝鮮戦争などの戦火から逃れるために、荒廃した朝鮮半島より日本に密航し20万から40万と推定される密航者およびその子孫の多くはその後特別永住資格を付与され、旧日本国籍保持者としての背景から日本の外国人の中で特殊な地位を占めている。」

日本国籍保持者であっても、いつまでも特権は続くのかと、攻殻機動隊の世界で生じているのと同じジレンマは現代にもある。

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG北朝鮮からの難民の日本国内での独立と、国内での自爆テロ、そして、核武装化という予測されうる近未来を描いているということに気づくと、物語の印象がまったく違う。脳天気なことを言っていられるない現実がいまそこにある。

ごく最近、togetterの使い方を理解した。割と簡単に「まとめ」が作れてしまう。ブログのエントリーを作るのより時間がかからない。