最初の結婚がすべてではないという議論をid:finalventさんがされてた。
ええ。“@hidekih: 子育て一段落したら、別のパートナーと一緒になるという人生の選択ですね。 RT @finalvent: もうちょっと自分に近づけていうと、結婚や育児を人生の限定された期間の問題だと社会が変わっていくのを補助するといいと思う。”
http://twitter.com/finalvent/status/334239285563768832
きっかけはid:chikirinさんのこのエントリーだろう。
<婚外子の比率の変化>
スウェーデン 39.7% → 54.7%
フランス 11.4% → 52.6%
イギリス 11.5% → 43.7%
オランダ 4.1% → 41.2%
米国 18.4% → 40.5%
ドイツ 15.1% → 32.1%
スペイン 3.9% → 31.7%
カナダ 12.8% → 27.3%
イタリア 4.3% → 17.7%
日本 0.8% → 2.1%(ドイツは1991年→2008年 イギリスは、1980年→2006年、カナダ、イタリアは1980年→2007年、その他は1980年→2008年 データ:先進各国の婚外子の比率」)
2013-05-14
婚外子の実態がどんなかは、米国で体験している。
米国にいたころ、実際に見聞きした話しがある。たまたま、子どもの公園デビューから、白人とネイティブアメリカのカップルと知り合った。仲のよさそうなご主人と奥さんと子どもの三人家族だった。仲良くなってから聞いたら、法律上の扱いが実はシングルマザーなのだという。米国の福祉政策上法律上はシングルマザーでいる方が、医療費などが優遇されるのだそうだ。家族という絆をなげうってでも、子ども手当てをもらうために籍を入れないなんて悲しすぎる。
もう一度いう、ベーシックインカムなんてやったら家族は崩壊する - HPO機密日誌
Chikirinさんが指摘しているように、欧米ではシングルマザーでも子どもが十分に育てられる、いや、シングルマザーの方が優遇されるとい状況を作ってしまったために、福祉のフリーライダーが増えたというだけ。前のエントリーのタイトル通り、高すぎる福祉は家族を壊す。finalventさんの議論はさらにその先というか、日本固有の問題を含んでいる。
日本の生活スタイルで結婚生活、子育てをすると、女性の方がパートナーの男性にあいそをつかしてしまうのではないと私は想っている。子育てという全力で向き合わないとできない人生の大大イベントを超すには、女性、男性を意識していてはできない。いつのまにか、パートナーがいらなくなっている。で、中年になって子育て終わって、自分の人生なんなんだろうとなる。いままでは、ここでいろいろな「抑え」が聞いていたのが、核家族が進んだ現代ではそれがない。じゃ、別れるかと。
結果、少なくとも一部ではこんな感じになっているのかと。
@finalvent 先日ある勉強会に出たのですが、懇親会になったら離婚者、二回目、予備軍が大半でおののきました。案外、現実は先行してて、前半と後半でパートナーを選び直すことが当たり前になってるかもしれません。
http://twitter.com/hidekih/status/334239969105289216