最近、つくづく時間の使い方とは命の使い方なのだと実感する。「使命」とは「命の使い方」と読む。
時間の使い方を変えるのは、習慣を変えるしかない。生活習慣こそが命だといえる。
時間をいかに使うかについては、「7つの習慣」の「第二領域」の考え方が重要だ。「重要性=大、緊急性=小」のタスクにこそ、明日のための改善の種がある。
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 1996/12/25
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私の勝手な考えだが、7割の時間は第一領域、「重要性=大、緊急性=大」の仕事に使うべきだ。しかし、使える時間の3割程度は、明日のため、未来のため、人生と業務をよりよくするための活動に使うべきだと思う。
時間の使い方を考えるときに、忘れられない言葉がある。小学校の恩師が図工の時間にきつく私にしかってくださった言葉だ。「王様のように大胆に使い、乞食のようにけちけち大事にするのよ」と。時間も一緒だ。あたかも芸術作品を作るときのように、新しい価値、新しい商品を作り出す、あるいは、重要な決断をするために時間を惜しげなくかける。このことが、「第二領域」の考えの本質だと私は思う。そして、タスクを一気にこなさなければならないときは、けちけち、寸暇を惜しんで時間を使う。
一倉定の考えとも合致すると私は思う。
- 作者: 一倉定
- 出版社/メーカー: 日本経営合理化協会出版局
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