まだ「正法眼蔵随聞記」を読んでいる。
- 作者: 水野弥穂子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1992/10
- メディア: 文庫
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この中に「知因識果」という言葉が出てきた。「因を知り、課を識る」と読み下すのだろうか。
ぐぐると、中国語の仏教関連サイトが出てくる。
「知因識果」が「知識」になったとは思えない。ただ、知識というときに、「知因識果」を思うべきかもしれない。「因果」を知りということは、「因 - 縁 - 果」の関係を知ることだと私は信じる。
「因は縁にあって果を生じる」と仏教でいうときに、縁とはネットワークなのだと知る。どの「因」という砂粒によって「果」とうい雪崩が起きるかわからない。「縁」に因果のモーメントは貯められている。
因果の間の縁 - HPO:機密日誌