HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

TEXAS BURGER 2にすらうんちくを語る自分が嫌い

昼マックに行ってテキサス・バーガー2を食べた。確かに、私の知っているテキサスを思い出すたべものがつまっていた。

ずいぶん以前にテキサスの一ヶ月ほどホームステイしたとこがある。ニューメキシコ州との境に近いモートンという小さな町だった。私を含めて三人の年の近い日本人がステイしていた。

そのうちの一人のうちにポーじいさんがいらした。ひょうきんな方で、よくベーコンをかりかりにやいてくれた。なによりも覚えているのは、確かダラスに近い湖の別荘と、シックスフラッグスという遊園地に連れて行ってくれたことだ。ビールをすすり、噛みタバコのやにを空き缶に吐きながら、ピックアップトラックでフリーウェイを時速70マイルくらいで疾走した。いけどもいけども砂漠が広がっていた。地図で調べると600キロ超はあったと思う。


大きな地図で見る

ステイ先のお父さんが経営していた農園では、豚を飼い、コットンを作っていた。農園では、「スパニッシュ」と呼ばれるメキシコからの出稼ぎ労働者が何人も働いていた。いま、考えてみると「spanish speakers」(スペイン語をしゃべるやたら)という意味だったのだろう。多少蔑視的な言葉だったかもしれない。彼らが大好きだったのが、チリビーンズだ。スペイン料理だけでなく、ピザなどの米国料理にもさかんに使われるようになっていたように記憶する。テキサスバーガーにもしっかりはいっていた。

ビールもいっぱいいっぱい食べた。どこだけ思い出せないが、お母さんのお母さんの家は広大な牧場の中にあった。休みのときに数回おじゃました。行く度に直径30cmくらいの皿に文字通り山盛りの、5cm角くらいの牛肉をごちそうになった。ああ、食後の熱いアップルパイにアイスクリームを乗っけたのもおいしかた。

なつかしい思い出ではある。