友達から借りたDVD版の「銃・病原菌・鉄」を見ている。
- 作者: ナショナルジオグラフィック
- 出版社/メーカー: 日経ナショナル ジオグラフィック社
- 発売日: 2007/06/23
- メディア: 単行本
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本で読むのよりも、映像ではよりなまなましく感じる。
- 作者: ジャレドダイアモンド,倉骨彰
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2000/10/02
- メディア: 単行本
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- 作者: ジャレドダイアモンド,倉骨彰
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2000/10/02
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「銃、病原菌、鉄」と「繁栄」は同じ人類史、西欧の繁栄とアジア・アフリカの停滞という同様のテーマを扱っているのに、出てくる答えは正反対だ。扱っている時代、生物学から社会学、心理学まで学識、問題意識など、実に両者は共通した記述を含んでいる。
- 作者: マット・リドレー,Matt Ridley,柴田 裕之,大田 直子,鍛原 多惠子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/10/22
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- 作者: マット・リドレー,Matt Ridley,柴田 裕之,大田 直子,鍛原 多惠子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/10/22
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一方は、人類史をゼロサムゲームとしてとらえ、虐殺と略奪の歴史とみる。他方は、非ゼロサムゲームとしてとらえ、人類史を比較優位の原理に従った交易と富の拡大とみる。
人類は、相互の違いのために、土地を取り合い、資源を取り合い、殺し合う道を歩んだととらえたのがジャレド・ダイアモンドの見方。
人類は、相互の違いを生かして、生産物を交換し合い、製品を交換し合うことで、交易による比較優位で繁栄してきたととらえるのがマット・リドレーの見方。
私には、マット・リドレーの見方に与したいと感じる。なぜなら、べき乗則と自己組織化の力を歴史の中に感じるから。しかし、はてなダイアリーで扱われている回数でいえば圧倒的にダイアモンドの方が多いようだ。
ゼロサムゲームと見ても、非ゼロサムゲームとみても、文化の進化と集中化は関係が深い。そして、大きな結果の差を産むと観察される。
「繁栄」に出てくる黒死病の記述に、「ドゥームズ・デイ・ブック」を思い出させられた。
ドゥームズデイ・ブック(上) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-4) (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: コニー・ウィリス,松尾たいこ,大森望
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/03/15
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ドゥームズデイ・ブック(下) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-5)
- 作者: コニー・ウィリス,松尾たいこ,大森望
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/03/15
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