HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

祝!新新羽田国際ターミナルオープン

成田空港に用事があって夕方出かけた。私は成田空港と同い年だ*1。成田のことはなにかと気になる。いうまでもなく今日は羽田の新新国際ターミナルのオープンの日だ。成田空港で飛行機を見ているうちに、どうしても見に行きたくなった。

成田の第二ターミナルができてから、すでに20年近く立っている。当然、羽田の新新ターミナルとは設備が違う。特にバリアフリーについては新新ターミナルはかなり考えられていると聞いていた。

例えば、駐車場から渡りの部分の動く歩道の段差が目立つ。いうまでもなく上が成田空港、下が羽田の新新ターミナルだ。

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聞いてはいたが、ショックだったのはチェックインカウンターのバリアフリーだ。


ショッピングアーケードの雰囲気もずいぶん違う。羽田は「江戸」をテーマにしたコンセプトのある空間を演出している。成田空港のモールは普通の郊外のショップングセンター以上ではない。ああ、もっとも成田空港にはかなり凝った出国手続きをした後のブランドショップはあるが。


もっとショックだったのが、「山手線主要駅から13分」という現実だ。しかも、モノレールから出発カウンターまでは同じフロアーだ。

成田は近くなったとはいえ、日暮里から36分。旅客の方は、地下2階のホームから出発フロアーまで6階層をえっちら上らなくてはならない。


「名所」づくりという意味では、新新ターミナルのプラネタリウムのプロントカフェは印象的だった。プラネタリウムの星空の下での食事は、大人気で入るために1時間待った甲斐ある体験であった。



駐車場から車を出すときに気づいたのだが、ナンバープレートを入場の時に読み取っているので、出庫するときはカードを入れる必要がない。これは決定的に便利だ。ネットからの駐車場の予約もできるらしい。ただ、第一、第二ターミナルから乗用車での移動は結構距離があった。

残念ながら30万回の離発着枠拡大を決めたにも関わらず、まだまだ成田空港は改善しなければならないことが山積みのようだ。

その他の写真もアップロードした。

*1:http://d.hatena.ne.jp/hihi01/20080926/1222407565

*2:この写真は取り方が今ひとつで段差がわかりづらい。色の変わっている部分がかなりの勾配のスロープになっている。