HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「いぬじゃないのにワンコそば」

親族であつまる機会があった。こういう機会があるたびにつくづく思うのだが、みんな似ている。特に、親子でないのにいとこ同士とか、叔父と姪とかで似ている。F1とか、遺伝学で考えれば不思議でもないのかもしれない。だが、実感として不思議だ。

先日、オキシトシンというホルモンがペットをかわいがっているときにでて、とても幸福感をもたらすのだと聞いた。もともと、このホルモンは授乳や生殖に関係しているという。この話しがうそかほんとうかわからないが、ヒトは愛し、慈しむ対象を持つときに、幸福感を感じるのだとは思う。しかも、それが遺伝的に近い存在を育てようとするときに、強い幸福感があるように思えてならない。

否定するわけではないが、遺伝的に遠くとも、ペットに自分のことを「お父さんがね」と話しかけたり、自分の苗字をつけて呼んだりするのも同じ構造ではなかろうか。

ちなみに、今日のタイトルは私の甥っ子が語った言葉からもらった。*1


こんなに間近で花火を見たのは初めて。

*1:コメント欄参照。甥っ子にオリジナルではなかった。がくん。 http://bit.ly/b9wG0S