HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

タバコとガムの経済学

陰徳とは、隠れているから陰徳というわけで、私のようにおしゃべりなものには無縁な徳だ。たかだか、月に一回だが職場の周辺の道路などを掃除している。今日、掃除してみて驚いたのは、半年前までたくさん落ちていたタバコの吸殻がほとんどなくなったことだ。その代わりに増えたのは、舗装にへばりついてとれないガム、ガム、ガム。

政府・与党は21日深夜、平成22年度税制改正の焦点となっているたばこ税について、1本当たり5円程度引き上げる方向が固めた。現在1箱300円の主力銘柄が400円に値上げされる見通し。

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さすがに3割以上も値上げになるとなると、もうやめようという人が増えるのだろうか?それでも、タバコを吸うのが減った分、口さみしいのでガムをかむのだろう。

昨年9月の発売以来、当初計画の2倍を超す勢いで好調な売れ行きが続いているのを受け、口寂しさを紛らす“禁煙グッズ”の需要獲得に拍車をかける。

iza:イザ!


眠いので、途中は省力して論を一気に進めれば、結局あらゆる貨幣は時間の代替にすぎない。貨幣の発行総量とは本来その通貨圏内の人々の時間の総量と比例すべきだ。もちろん、同じ1時間でも価値は全く違う。その違いをどうすればいいのか、マルクス資本論を最初の30ページしか読んでいない私にはわからない。

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

ああ、なんとはなしにこの表紙に見覚えがある。たしか、その30ページに書いてあったのは、価値論であった。その商品を作るのにかかった労働力によって図られるべきであると。ただ、ダイヤモンドのような稀少価値のものは、その得難さによって価値がきまるとか。いや、記憶違いか?

いずれにせよ、中学生のころから思考が進歩していないということだ。

あとでもうちょっと書く。あまりに眠いので、ここで一旦置く。


Twitter拾遺

Togetterがメンテンナンス中。とりあえず。

お金にかかわるところが私にヒットしてしまいました。お金って結局人の時間の総量の目安にすぎないのに、どっかで単なる数字なっちゃうのはなぜかなと。

稼いだお金ってところまでは、自分の時間をなんらかの形で使った結果にすぎないんですよね。それが、どっかから、浅田彰っぽくいうなら資本主義のクラインの壺のひねりを通過すると記号になっちゃうみたいな。

あるいは、弁償とかお詫びのお金ってのも、本来莫大な時間をその傷なり、損害をいやすのにかかるのを、お金という時間の単位で代用してしまっているわけで。

http://twitter.com/hidekih/status/8407504095