朝から考えさせられた。
株式会社の本質がリスクを取って利益をあげるものだというのはそのとおりだと思う。商売をやっている限り上げられるべき利益は上げるべきだ。ただ、その「利益」をお金で量られるものに限定するのか、今期の利益だけを言っているのか、10年間の利益の総量なのか、100年間の会社と「長年のお得意さんや会員組織」全体の利益なのか、という視点が大事だ。
ぶくまにはコメントした。
時代背景を考えるべき。長い長い停滞の方が歴史として当たり前。長生き組織にとってたまたま株式会社が有利だからいま選択しているだけ。時代が変わればNPOでもなんでもなる。長生きさせたいものがなにか?
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この100年あまりは激変の時代であった。だが、すくなくとも過去を見る限り停滞の時代の方が長かった。この長い長い停滞の時代に、どう必要な文化や伝統、そして生き方、それらを伝える教育、継承を行うかが長生きする会社の意義だと私は信じる。
大した会社ではないが、一部上場企業が本社所在地にしようとは夢にも思わない地域において、地域の社員を雇用し続け、そこで継続的に教育し合いお互いに高めあっていける場を保持し続けることに私は私の使命の一旦を見出している。
明治・大正・昭和・平成と商売を続けてきた私の亡き祖母が「うちは大きな変化があったから生き残れた来たのだよ」と私に語ったのが忘れられない。