HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「幸せな時は不幸せの数を数え、不幸せな時は幸せの数を数える」

国立新美術館でワッフルを食べた。宮下先生の話しを聞いた。

表向きのお目当てはこれ。

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ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密 | フクヘン。- 編集者/美術ジャーナリスト 鈴木芳雄のブログ

それと建物かな。

黒川紀章の遺作じゃなかったかな?

でも、結構ヒットしたのが冒頭のワッフル。上の写真みたいのがふたつあって、3階のがフレンチだった。ヒラマツさんがんばっていらっしゃる。ファミレス風のフレンチというのは、これから普及しそうだから怖い。

なによりすばらしかったのが宮下規久朗先生の御講演。

宗教がとの二重空間から始まった静物画が食の貧しい時代に豊かさの象徴となり、印象派以降は主流となり、飽食の時代のウォーホルのキャンベルの缶スープにつながる方よぉーくわかった。この本あたりを読めばより詳しくわかるのだろうか?

食べる西洋美術史  「最後の晩餐」から読む (光文社新書)

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