愛する人と抱き合っていても、どんなほこるべきプライドをもっていても、どれだけ仕事に没頭していても、ひとはさびしい。
ひとのさびしさの根っこをぐぐると、好むと好まざるとにかかわらず、自分と親との関係に突き当る。
世界中のすべての人から憎まれても親だけは自分を認めてくれると思えるか、世界中の誰よりも親を憎みたいと思うのかでは、人生の生き方が違うだろう。
母との関係はやはり最初の異性であり、最後の異性との関係までも決める。
あなたと親との距離は、そのままあなたと世界との距離を決める。
あなたと世界との距離は、あなたがなにものであるかを決定する。
ひとはさびしい。私はさびしい。
learn yourself, learn myself.