HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「千年働いてきました」

「うまくいっている老舗は、不思議と三代同居という経験を積んでいる。」

非常に面白かった。

墨攻」を思い出した。

「日本列島が古い酒の瓶か何かに見える」

日本には様々な文物が到来し独自の形で発酵、深化してきた。そこには地理条件だけでないなにかがあった。

人の想いの深さは千年でも伝わるのだろう。

「役に立たない老舗は潰れる」

本書の結論だと言っていいだろう。非常に同感だ。いや、老舗に限らず全ての組織は役に立ち、必要とされることが存続の基盤だ。