いわんや日本人をや!
昔々シミュレーションを作って、結構絶望した。
寿命が長くなると絶滅しやすくなる? Population Simulator II: HPO:個人的な意見 ココログ版
んで、いろいろ考えたんだが、やっぱり昔の常識で言ったら「高齢出産」を平然とやっていくこと以外ありえないという結論に達した。
世の中やはり理屈道理に動くんだな、とニュースに接して納得。
片一方で結婚の意味について考え始める。間違いなくそれは人間が人間となったときに子どもを育てるために必要な仕組みであったのだろう。個人的な妄想としては、恋愛感情が生まれた時、異常な魅力を持つオスかメスに子作りの機会が集中しすぎて問題になったため、公平に遺伝子を残していくシステムとして一夫一婦制が発明されたのではないだろうか?
あれ、多細胞生物になったときからもう雄雌はあったんだっけ?
教えてもらった。yokoさん、ありがとうございます!
1つの卵子に2つの精子が受精して生まれたとみられる「準一卵性双生児」ともいうべき珍しい双子の存在を米英の研究者が確認したと英科学誌ネイチャーが26日報じた。世界初の報告例とみられ、研究者は「現在の双子の分類は単純化しすぎなのかもしれない」と驚いている。この双子は数年前に米国で誕生、1人は卵巣と睾丸がある両性具有、もう1人は男性器だけがある。
- エキサイトニュース
いつぞや科学博物館に行ってリニューアルした展示の中で細胞そのものの成立に、いくつかの系統が「共生」することによって生まれた様子がヴィヴィッドに理解できた。考えてみれば、受胎というのも太古の細胞と細胞の「共生」を再現しているのかもしれない。
Danさん経由で到達!
こうしてみると、結婚制度というのは性淘汰を抑制するよいメカニズムだったのかもしれません。逆に現在の恋愛自由市場化は、かなりの勢いで性淘汰を加速させているように見えます。これって「種の生存」的にはリスクかなり高いような気がしますね。
2004-11-11 - 赤の女王とお茶を