HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

異性の見方

女性の表情をみるのが好きだ。お年を減れば経るほど女性の顔にはどんな想いで日々を暮らしているか出てくる。これは女たちはよく分かっているようだ。最近女性が女性を評価する言葉に触れることかあるのだが、その違いに驚かされる。男が女を評価する目はあまりにナイーブだと彼女たちは言う。いわく、だまされている。いわく、やさしいのではないこびることで男をコントロールしているのだ。いわく、「したたかよ」。

いや、意図しない話しになった。

私から見て女性の確かなしぐさや、表情のうつりかわりがたまらなく魅力的に写る。下手な化粧や流行の服よりも、はるかに女性を美しくすると私は想う。

だとすれば顔に表われる気持ちのところを素直にもつことこそが一番のファッションだと私は信じるのだが、私は男性を代表するものではきっとないのだろう。世の男どもは着飾った女を好むものなのだろう。

そうそう。だから思い込みかも知れないが、踊っている杉本彩はたまらなく美しい。10年前の彼女の表情がとても嫌いだった。なにか自分をディスカウントしているというか、こびるいやしさが顔に出ていた。昨日テレビで見た姿にはそんないやしさなどみじんもなかった。

いきつくところまで行って、やることをやって来た女性の自信はあまりに深く、そしてわたくし的な意味で美しい。