今年ももう少しで終わり。来年のあいさつなど考えたりしている。今年をひとことであらわそうとすれば、「インフレーション元年」という位置づけにならざるをえないのではないだろうか?
インフレーション自体は決して悪いことではない。
http://hidekih.cocolog-nifty.com/hpo/2005/05/post_2aa1.html
借金にあえぐ国家が企業の国有化とか、共産主義化を宣言することに比べれば、老齢人口を中心とする金利生活者の生活が少し圧迫されたとしても、インフレの影響は大したことではない。
若いものはいかに将来に渡って付加価値を稼ぎつづけられるスキルを身につけてさえいれば、インフレが来たって数字の桁が変わるくらいのことだけで、インフレは怖くはない。
ただ、順々に原材料に近いほうからインフレというのは始まるので、タイミングの差のリスクというのは実はかなり大きい。
だれがババをひくのかという問題だ。