- 前提
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- 全ての階層、全ての尺度でべき分布が成立する。
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- べき分布から「できる極少数やつはそれ以外の数え切れない多くのやつより何倍もパフォーマンスがたかい」といえる。
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- できるやつとそれ以外の関係はべき分布に従うため安定レベル、安定した尺度においては格差は止めどなく広がる。
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- 格差が広がるレベルにおいてあまりに差がつくと数え切れないそれ以外のやつらは存続に必要なラインを切って消滅する。
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- 数え切れないやつらが消滅するとそのレベル自体が極度に不安定になり、少数のできるやつも消滅する。
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- 一方べき分布は個体の位置が常に入れ替わる方が安定しやすく、分布の形は一定でも上位と下位とで入れ替わりがある。
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- この意味で数え切れないやつらは少数のできるやつの母体といえる。
- 結論
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- 従って、自分の属するレベル、自分が存在の基盤を置く尺度において、自分自身の永続的な存続をかけてできるやつはそれ以外のやつらの面倒を見ることが最適戦略となる。