HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

宇宙の孤児

「ああ、プロキシマ・ケンタウリ!」と。子供の頃の愛読書、「宇宙の孤児」の実現の可能性を感じた。

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宇宙の孤児 (1965年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)

宇宙の孤児 (1965年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)

本作品は遠くプロキシマ・ケンタウリまで世代宇宙船で向かう話し。そう、今回「水が液体のまま存在できる惑星」があると発表された恒星系。ハインライン素晴らしい!

 バンガード号はハインライン氏の未来史における人類初の恒星間宇宙船で、六十年の歳月を費やして太陽系最近隣の星プロキシマ・ケンタウリへ到達することを目的として建造されました。これは二世代に相当する期間ですから、乗員のほとんどが世代交代を行っているでしょう。このため、バンガード号の操船はできうる限り簡略化され、故障が決して起こらないよう注意深く設計されていました。

宇宙の孤児: Manuke Station : SF Review

内乱により後退した文明で育ったヒュウ・ホイランド、双頭のミュータント・ジョウ=ジム、思い出すだけで胸が躍る。

宇宙に私たち人類しか存在していないのかという恐怖と、今回の発見のように「植民」の可能性への期待と、星空を眺める時に去来する想いがある。

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